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リバネスの人

「研究が好きなひとが好き」なひと

塚越 光(つかごし ひかる)

2013年東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻で修士号を取得。外資系コンサルティング企業に勤める傍ら、修士時代の研究に関して論文2報を発表。2015年5月より株式会社リバネスの一員となる。

大手コンサルティング会社を経て、リバネスに飛び込んできた塚越さん。多くの研究者と対話を通して、彼女が気づいた自身のアイデンティティとは何なのか。今回は、入社3年目を迎えた塚越光(つかごし ひかる)さんをインタビューした。

(聴き手:佐野 卓郎)

佐野:塚越さんて、もともと大手コンサルティング会社にいましたよね?

塚越:はい。実は学生のときは他にも就職活動していたんですけどね。バイオ系の研究をしていましたから食品の会社なども受けました。でも、そこしか受からなかったんですよ。

佐野:食品企業とコンサル企業だとだいぶ仕事の内容が違うように思うんですが、どんな仕事がしたいとかはなかったんですか?

塚越:学生のときはですね、やりたいことなんかなかったんですよ。今思えば、視野が狭かったんだと思います。偶然受かったコンサルティング会社に就職して、今までやったことがなかったシステムの仕事をして、そしてあるとき、自分のもともとの専門性を見直して、やっぱり「科学と研究が好きだ」ということに気が付いたんです。

佐野:なるほど。リバネスは科学好きの集団でもありますからね。でも、どうやってリバネスを知ったんですか?

塚越:ラボの准教授の先生が、以前、リバネスが発行する高校生向け科学誌「someone(サムワン)」の取材を受けたことがあったんです。だから、名前だけはなんとなく知っていました。
その後、友人が偶然リバネスと仕事をしていることを知ったんです。友人から「リバネスおもしろいよ」と言われたので、気になってリバネスを紹介してもらいました。そのとき紹介されたのが、学科の先輩でもある社員の篠澤さんでした。

佐野:篠澤さんに口説かれたわけですね。

塚越:はい。そしてその後、Visionary Café(ビジョナリーカフェ)に参加しました。ちょうど仕事もひと段落していた頃だったので、今しかないと思ったんです。

佐野:Visionary Caféに参加してみてどうでしたか?

塚越:学生を卒業してからそこに至るまでの2年弱、私自身はフラフラしてて、結局は科学と研究が好きだと思った--そんな私でも受け入れてもらえた気がしたんです。

佐野:リバネスに入社して最初の仕事は何でしたか?

塚越:入社してすぐに、色々な仕事にアサインされました。最初は人材開発事業部というところに配属されましたから、多くの企業や学生、研究者に会う機会がありましたね。その中でも一番記憶にあるのが「キャリアディスカバリーセミナー」でした。食品系企業とのタイアップ企画だったのですが、学びの多いプロジェクトでした。
「ひとつのプロジェクトをこんなに熟考して作り込んでいくんだ」とびっくりしたのを覚えています。リバネスは多くのプロジェクトが並走していますから、メンバーも各々たくさんのプロジェクトに参加しています。そんな中で、これほどまでに1つのプロジェクトに注力するんだとドキドキしました。
多くのプロジェクトを立ち上げても、それらがいい加減で、次々に失敗してしまっては意味がありません。すべてのプロジェクトが120%の力で動かされている会社なんです。

佐野:最近は、ご自身の希望で研究開発事業部に異動しましたよね?

塚越:そうですね、今期に入ってから異動しました。これまでは研究者に寄り添って様々な仕事をしてきましたが、やっぱり「研究」が好きなんですよね。
研究が好きで、研究が好きな人が好き。今思うと結婚相手も結局そうでしたね(笑)。大学にいたとき一番熱心にやってる研究者でした。

佐野:今後はどのようなことをしていきますか?

塚越:研究者同士、あるいは研究と社会の間に入り込んで、推進力になっていきたいですね。自分のバックグラウンドのみとか、そういった狭い分野に限定せず、いろんな分野の研究者たちに寄り添って、一緒に研究を進めていけるような人になりたいです。
そうすることで、研究者も、そして私自身も成長できると考えています。

研究者が研究室の外へ踏み出し、自分の研究と社会をつないでいくことは、きっと容易ではないことだ。そんな中、塚越さんは研究者にとって心強い存在になっていくに違いない。

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