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About us

リバネスとは

「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念の下に集まった研究者集団

ここは、世界とつながる研究拠点です。

社会課題を解決するために欠かせないもの。それは、多様な人々に紐付いた情熱と知識だと私たちは考えます。様々な価値観や技術、アイデアを持った人が連携することで、それまで誰も想像もしなかったような社会課題の解決策が次々と生まれています。

すべての出発点となるのは、研究者一人の世界や社会に対しての疑問や課題(Question)。研究を推し進める原動力となるのは「自分はどうしてもそれを解決したいんだ」「 知りたくてたまらないんだ」という情熱(Passion)。その想いを社内外の仲間と共有できる目的(Mission)へと変えることで研究は社会とつながり、試行錯誤をつづけることで革新(Innovation)や発明(Invention)を起こすことができる。このQPMIサイクルをまわすことで、リバネスの社員一人ひとりの情熱を起点とした様々なサービスが誕生し、これまでに多くのプロジェクトが推進されてきました。

その積み重ねとして、リバネスでは約2,000名の学校教員、約300校の大学、約3,000名の若手研究者、約1,000社のベンチャー、そして約300社の地域中核企業・大企業が接続する「知識プラットフォーム」を構築。リバネスはその中心に存在する研究拠点として、多様な仲間たちと協働しながら、一人では決して立ち向かうことのできない社会課題の解決に挑んでいます。

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事業部紹介

理念を実現するためのプロジェクトを推進するために社員の熱を載せたリバネスのエンジン

リバネスでは、科学技術の発展と地球貢献を実現するために7つの開発事業部が中心となって多彩なプロジェクトを展開しています。各開発事業部で掲げたミッションの下、社員一人ひとりの「熱」をプロジェクトとして形にし、ときには事業部横断でプロジェクトを遂行します。次世代の小中高生や、学校教員、アカデミアの研究者、大学、ベンチャー企業、地域の中小企業、町工場、大企業など、理念を共有する多様なパートナーたちを巻き込み、巻き込まれながら世界の課題を解決する事業を推進しています。

リバネスの7つの事業

教育開発事業部

「好奇心と研究的思考を育み、次世代とともに未来を創る」

学校・企業・大学・自治体と連携しながら、子どもたちが科学技術に興味を持つきっかけづくり、中高生による研究・探究活動の促進を行い、次世代研究者の育成に取り組んでいます。近年では、オンラインでのコミュニケーションを活用し、オンラインで実施する実験教室プログラムの開発や海外の中高生と接続して共同研究を行う「TSUNAGUプロジェクト」など、新たな次世代育成の場の開発を進めてきました。さらに研究者やベンチャー企業等との連携を深め、世代をまたいだ議論の場とプロジェクトを創出することで、今後も次世代とともに未来を創る活動を広げていきます。

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人材開発事業部

「科学技術で世界の課題を解決する人材と組織を作り出す」

社会に新たな価値を創造する研究者と組織を生み出すための取り組みを行っています。研究者が、広く活躍できる場を作り出す「キャリアディスカバリーフォーラム」を開催し、若手研究者と企業が研究から未来を構築するキャリア開発の場を創っているほか、社会の課題を解決できる人材・組織を輩出するため、出前実験教室や次世代の研究を支援することで実施者自らも成長する共育研修、リバネス研究費やL-RADを活用した企業研究員の目利き力育成など、既存事業のプロジェクトに人材育成の視点を加え、企業人材の育成につなげています。また、2021年度より、リバネスが開発した「サイエンスブリッジコミュニケーション」を多様な人材とともに実践し、世界の課題解決を図る人材を輩出する「リバネスユニバーシティー」を開校し、所属、立場、国を超えて社会のを実践する場を提供。新たな人材育成の取り組みにも挑戦しています。

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研究開発事業部

「研究のコアを生み出し、利用可能な知識を増やす」

研究テーマ公募型の若手研究者向け研究助成『リバネス研究費』、未活用の研究アイデアデータベース『L-RAD』、分野や所属を超えた研究者が議論を交わす『超異分野学会』を通して、アカデミアの研究者、事業会社の研究開発部門、研究開発型ベンチャーなどと連携し、新たな研究開発テーマの創出、推進を行っています。また、インキュベーション施設の設計・運営体制構築から、入居者の育成支援までをワンストップで提供するサービスを展開しています。国内外を問わず、解決すべき社会課題に対して、リバネスのコミュニケーターが中心となり、研究から知識を紡ぎ出す機会の創出に挑んでいます。

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創業開発事業部

「人類を一歩進める事業を育てる」

世に無い事業を創ることを目指す”創業”に焦点をあて、ベンチャー、中小企業、大企業と連携することによってアントレプレナーどうしが助け合うプラットフォームづくりに注力しています。その中心的な取り組みである「テックプランター」は、専門性の高い領域であるディープテック・アグリテック・バイオテック・マリンテック、メドテック、フードテック、エコテックを手掛けており、日本と東南アジアの駆け出し起業家候補が参加する一大プラットフォームとなっています。自分の専門性がビジネスでどう活かせるか、未知のことにも貪欲に取り組める人が活躍できる事業部を目指しています。

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地域開発事業部

「科学技術により、地域に新産業を創出する」

リバネスの知識プラットフォームを活用して資源の発掘や新技術の導入支援をすることで、産業振興や課題解決による地域開発に取り組んでいます。ベンチャー企業を発掘・育成する「テックプランター」のコンセプトを自治体に導入する取り組みを2016年より開始。各地域のベンチャー企業、研究者らがエントリーし、新たな法人設立、地域企業との事業連携、雇用創出に至る事例も多数生まれています。さらに、5年後、10年後を見据え、地域産業を牽引するリーダー人材を育成するため、中高生や大学生・大学院生を対象とした次世代育成プログラムの開発・導入にも力をいれています。

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製造開発事業部

「知識社会における製造プロセスを再定義する」

世界の課題解決をするために必要な製品を最短で世に送り出す製造プロセスの実現を目指しています。地域中核製造企業と連携して製造プラットフォームを拡充させ、大企業の新規事業における製品開発や、リアルテックベンチャーの試作から量産までの製造支援を行います。原理試作や試作開発の実現性が高い連携先を選定から、開発推進体制の構築とプロジェクトの継続的なフォローまでを実施します。さらに、量産設備の設計能力や柔軟な対応力を持つ企業と提携することで、製品を世に出し、課題解決に貢献します。従来の大量生産大量消費の製造とは異なる、新しい製造エコシステムを構築を目指します。

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戦略開発事業部

「知識製造戦略による新規プロジェクトを創出する」

世界中の研究者や企業がもつ知識を活用し、社会課題の解決に向けて新たな知識を生み出す「知識製造」のための戦略を策定し、企業の取り組みとしてこれまでにない地球貢献を実現するプロジェクトをデザインします。社会課題の多くは企業1社で解決するのは困難です。そこで、研究者やベンチャー企業など複数のプレイヤーを巻き込んだプロジェクトを戦略的に立案し、社会課題の解決による地球貢献の実現と企業価値最大化との両立を目指します。また、企業が打ち立てた戦略から生まれた個別のプロジェクトに対し、複数のプレイヤーが呼応しあって連携を実現できるプラットフォームを構築します。

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社内教育プログラム

研究の価値を社会実装できる、研究者を育成する

私たちは研究によって生まれた新たな発見や世界初のアイデアの社会実装を加速させるためには、研究者の中だけで留めるのではなく、外部のさまざまなジャンルのパートナーと共有し、別の知識と掛け合わせることが重要だと考えています。自身を含めて人がもつ知識や情熱の橋渡しを行い、多様なプレイヤーたちと協働して社会課題の解決に取り組むことが、日本に、世界に、地球に貢献できる人材に求められています。

『QPMIサイクル』をまわし、イノベーションを世界へ

研究者とは、自らが立てた問いや複雑な問題の解決に情熱を持って挑む者。リバネスが掲げるビジョン「科学技術の発展と地球貢献を実現する」の達成に必要な人材は、まさにそんな研究者だと考えています。そして、私たちが提唱している『QPMIサイクル』は研究者なら誰もが持っている考え方を表したものです。「問題(Question)に対して情熱(Passion)を傾けるだけで終わらない。その研究を、信頼できる仲間たちと共有できる目的(Mission)に変え、仲間と試行錯誤をつづけることで世界を変える革新(Innovation)を起こすことができる」という修士・博士の学位をもつ研究者が集まったリバネスにとっても馴染み深い考え方です。私たちは、自分たち自身も含めて多様なプレイヤーたちの『QPMIサイクル』をまわし、世界を前進させられる人材を育てていきたいと考えています。
※『QPMIサイクル』とは?
QPMIとは、Question、Passion、Mission、Innovationの頭文字を組み合わせたものです。 質(Quality)の高い問題(Question)に対して、 個人(Person)が崇高なまでの情熱 (Passion)を傾け、信頼できる仲間たち(Member)と共有できる目的(Mission)に変え、解決する。そして諦めずに試行錯誤を続けていけば、革新(Innovation)や発明(Invention)を起こすことができるという、一連のサイクルを『QPMIサイクル』と呼びます。

リバネスの社員は研究を世に送り出すサイエンスブリッジコミュニケーター

リバネスでは、高度な研究結果や最先端の科学技術を相手の知識や理解度に合わせて分かりやすく伝える技術を、『サイエンスブリッジコミュニケーション』と呼び、そういったスキルやマインドを持つ人材『サイエンスブリッジコミュニケーター®』の育成に注力しています。『サイエンスブリッジコミュニケーター®』として、他業種のパートナーとも連携し、化学反応を起こしながら研究を社会に実装していく。そんなスキルとマインドを持った社員を育成するためのノウハウが、リバネスにはあります。
※『サイエンスブリッジコミュニケーター』とは?
『サイエンスブリッジコミュニケーター®』とは、『話せる/書ける』『つなげる/創る』という4つのプロセスを回すことができる人材です。なかでも、『話せる/書ける』という共感的コミュニ ケーションの能力をもつ人材を『サイエンスブリッジリーダー』、『つなげる/創る』という交渉的コミュニケーションの能力をもつ人材を『サイエンスブリッジマネージャー』と呼んでいます。

※『サイエンスブリッジリーダー』
サイエンスブリッジリーダーに求められるのは、たとえ理解するのに専門的な知識が必要な内容であっても相手に伝わりやすいように変換して伝え、共感を得ること。そのために必要な要素として、コミュニケーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、ライティングの4つのスキル・マインドを設定し、サイエンスブリッジリーダー育成の指針としています。

※『サイエンスブリッジマネージャー』
サイエンスブリッジマネージャーに求められるのは、ベクトルの異なるもの同士を繋ぐ交渉的コミュニケーション。つまり、人それぞれが持つ異なる知識を繋げ、異分野の知の融合を生みだすことです。そのために必要な要素として、ネゴシエーション、エディティングクリエイション、マネジメント、クリエイションの4スキルを設定しています。

まずは自分の旗を掲げよう!

『サイエンスブリッジコミュニケーター』への道は、自分の目標を社内外に発信することから始まります。まずは、周囲にわかるように解決に取り組みたい課題やそのアプローチ方法について自らの旗を大きく掲げ 、『サイエンスブリッジコミュニケーター』としての第一歩を踏み出すことを目指しましょう。